なんか検事が今いるところはネットが無いのだ。
というか、あるんだが使えない。。
インフラには文句言ってはいけないので、全英以降のゴルフ界を少しだけおさらいしておこう。
まずはミシガン州オークランドヒルズで開催されていた今年のメジャー最終戦、全米プロ。
この試合、日本では「全米プロ」というから微妙に「全米オープン」と間違っている人を見かけるが、英語の表記では「the PGA Championship」である。全米オープンは読んで字のごとく「the US Open」であるから、その意義の違いが見て取れる。
すなわち、PGAチャンピオンシップはアメリカツアーに参加してるプロで誰が一番ウマイかを競う競技なのである。
当然、例年悲惨なセッティングとなる。
優勝スコアはパーからわずかにアンダーの程度。
今年も、そのような試合になった。
今のプロの中で、タイガーを除くと「我慢比べ」に強いプレーヤーの代名詞はグーセンとハリントン。
今回もその名に恥じず、ハリントンがメジャー2連勝(通算3勝目)を飾ったのであった。
ちなみに今回も昨年の全英のように、ハリントンと優勝争いを演じたガルシアはさらば池ポチャで今回も残念な結果となってしまった。
いつか勝ったら爆発するんだろうな、という意味ではユーサク兄ちゃんに近いものがある。
もとい。
以前書いたが、ハリントンは元々世界で唯一の「タイガーと回るといつもよりスコアの良いプレイヤー」。
その強いメンタリティと、アイルランドの木訥とした雰囲気が最高に男前である。
ちなみに着ている服はKartelというアイルランドの老舗洋服屋さんのもの。
というわけで今年のメジャーはおしまい。
あとはプレーオフだが、今年はタイガーがいないしイマイチ盛り上がりに欠けるだろう。
ひょっとしたら、ハリントンがタイガーをストップするかもしれないと想いつつ、来年を楽しみに。
なお、アンドレアス・ロメロとアンソニー・キムの二人は、いつかタイガーに並ぶようなプレイヤーになるかもしれないことを、付言しておこう。これがロメロで
これがアンソニー。ちなみにアンソニーはアメリカ国内だとタイガー以来の逸材の評価を固めている。
さて、ハリントンは激シブのウィルソン契約であることは以前お伝えしたとおり。
日本の契約プロである上原彩子も初勝利を飾ったし、検事ぶっちゃけウィルソンに興味津々である。
元々、ジーン・サラゼンがサンドウェッジを最初に作ったのはウィルソンであるし、「ダイナパワー」ウェッジは某誌によれば激スピン大賞を受賞している。
誰かドライバー買って打たせてほしい。
さて、そんなこんなな国内ツアーは男子が北海道シリーズ終了。
ハニカミがちょっと良くなってきたことと谷原の結婚くらいしかオモローなニュースがない。。
早く勝ってくれユーサクくん!!!!!
反対に国内女子は、先日の全英女子で優勝争いを演じた不動ユーリとともに上田桃子が帰国。
上田はもう今年は日本でやるみたいだから、これからは毎週見られるだろう。
今週は軽井沢72でNECトーナメントである。
しかし、全英女子では最終日首位でスタートの不動が瞬く間に崩れ、藍ちゃんも伸ばせず。
シンジエさんという、ある意味不動より凄いプレイヤーの優勝に終わった。
なんしか、シン・ジエのメンタルは見事の一言。
最終日、最終組で逆転で勝つ。しかも当たり前に。そんな感じのプレイヤーが出てきて欲しいが、「正直言って悔しくない」と平気で言っちゃう不動選手が少しだけ悔しい。
アスリートよ、負けを笑顔で受け入れたら先がないんではないか。
少なくとも最終日、あと一歩まで行ったのに悔しくないなんてことがあるんだろうか。
タワラちゃんのメンタルが備われば、女子はすぐにでもメジャーで勝てるのかもしれない。
中々、どれもこれもはむずかしいもんである。
北島康介や内柴の魂を、すべての日本人アスリートに。
頑張れにっぽん。