2008年9月29日月曜日

スポーツの秋

昨日のシンガポールGP,マッサがガソリン注入中にスタートしてしまい変な管をつけたままピットを走行していた様をご覧になった方も多いだろう。

中々見られない珍プレーであるし,アロンソの勝利,一貴の入賞とニュース盛りだくさん!のオモローレースであった。

さて。

週末のゴルフはある意味今年を象徴するシーンが数多く見られるものとなった。

まず国内男子。

新婚さん谷原がイケメン矢野東を下して勝利。嫁さんにウィニングボールをあげたまではよかったものの,優勝記念撮影に嫁さんと一緒に収まるほどのラブラブっぷりをみせつけた。この写真の嫁さんはなんだか往年のユンソナちゃんに似ている。

二位の矢野東は先週に引き続き二週連続Vなるかと思われたが,盤石の谷原の前に破れた。
今回優勝を争ったこの二人,二人ともプロギア契約であることが興味深い。そういえば先々週の女子ツアーを久々に制した不動も元プロギア。どうでもいいか。

そんなイケメンは確かに敗れたものの,18番ではきっちりバーディを決めて単独2位に浮上。
これでなんと賞金ランキング・王者片山の上に二人!

1位 谷原秀人
2位 矢野東
3位 片山晋呉
4位 プラヤド・マークセン
5位 星野英正
6位 甲斐慎太郎
7位 SKホ
8位 宮本勝昌
9位 岩田寛
10位 藤田寛之

様変わりの様相を呈する男子ツアー,かなりおもしろくなってきた。
というのも,谷原は78年,矢野東は77年生まれ。

73年生まれの片山,68年生まれの谷口らとは明らかに1世代違う。
若者(他のスポーツなら若者ではないが。。)が活躍する時代に入ったのだ。

これからは男子ツアーにも要注目である。

次に。

女子ツアー,上田桃子が逆転V。もうこの間はがれた爪が復活したらしい。おそるべき回復力である。本人曰く,「やっぱり何回勝っても幸せですね」。この強い気持ち,すばらしい。


他方,さくらちゃん,勝負所のパットに悩みを抱えている。オヤジも改選期ではないのでコーチしてあげたほうがいいかもしれない。

ゴルファーに限らず,一流スポーツ選手は若い頃からトントン拍子で来ていて,一回躓くと結構長引くものである。今年未勝利で終わるか,一勝するか,さくらちゃん正念場であろう。

そしてPGA。

今季最終戦のツアー選手権(ジョージア州アトランタ,イーストレイクGC),「スパイダーマン」カミロ・ビジェイガスが神の子ガルシアとのプレーオフを制して初優勝!!!!

ビジェイガスについては度々うんちくしているが,彼もいよいよ本格化してきたようである。

フェデックスカップという制度が導入されて以来,ツアー選手権は「シーズン最終戦」であり「ランク上位30名のみ出場可能」な狭き門となった。

ここに17位タイで終わったとはいえ,日本人今田竜二が参戦していたことも特筆すべきことである。

賞金ランクはすごいことになっている。

1位  ビジェイ(2代目フェデックスカップ王者にも輝きました)
2位  タイガー
3位  フィル・ミック
4位  ケニー・ペリー
5位  パドレイグ・ハリントン
6位  アンソニー・キム
7位  ガルシア
8位  スチュワート・シンク
9位  ジャスティン・レナード
10位 ジム・フューリク
11位 ビジェイガス
12位 ジェフ・オギルビー
13位 ロバート・アレンビー
14位 今田竜二!

タイガーが2位に終わったのは出場試合の関係でどうしようもないが,14位に日本人がいる。うんちく大好きな今田,今年は約260万ドルを稼ぎ14位。各スタッツで10位内には入れなかったが,堂々たるものである。

来年も頑張ってもらいたい。PGAツアーは,マウイ・「天国」カパルアはプランテーションコースでのメルセデス選手権からスタートである。
ハワイといえば,先々週末,検事の友人であるアトミック・ケンちゃんがワイハーでウェディングをズドンとかましてきた様子。

おめでとう!

近々祝わせていただく。


おまけだが,ブッバ・ワトソンくんが今年の飛距離第1位となりました。平均飛距離が315yd。なんだかなぁ,という数字である。ちなみに先日ゴルフチャンネルでワトソンは260ydを4番アイアンで打っていた。本人曰く,「フォローだったから」だそうである。

今年の新製品レビューも次回に続く。
ちなみにキャロウェイの「レガシー」アイアン,素晴らしい出来映えのようだ。

2008年9月26日金曜日

帰ってきたうんちく

もはやお詫びのしようがない,この更新のできなさ。
すいません

検事,今週よりホームである大阪に舞い戻った。
ちくちく更新していきたいと思う。

さて,しばらく放置している間に各メーカー新製品ラッシュの秋である。
むしろ一番書くことの多いこの時期に,一体自分は何をやっているのかと問いたくなる。

まずキャロウェイ。

新作ドライバーFT-iQが発売される。9年ぶりの米国勝利に終わったライダーカップでも使用者多数のこのクラブ,おなじみ「i-Mix」すんわちレンチでポンでシャフト交換のシステムが搭載されている。


フェースのどこに当たっても素直な球の飛び出しが期待できる。他方,構えてみると思ったよりオーセンティックな形状である(らしい。検事は写真しか見ていないのでよくわからん。)が,今回のイチオシはなんといってもヒールデザイン。
フェースから「なるべく遠く」の「なるべく左右」に分かれたところに重りをつけると,MOIが増すということはもう皆様ご存じの通り。今回のFT-iQはそれをかなり強調したデザインとなっている。

ちなみにインスパイアされたのは名車ランボルギーニのようで。。

これだそうです。

そういえば今週末のF1はシンガポールで初の夜間開催!面白そうである。
(日本時間,日曜夜10時からオンエア)
今年新たに加わったシンガポールグランプリ,「公道を利用した市街地サーキット」である上に「初のナイトセッション」という,おもしろさ爆発の一戦となる。

ちょっとうんちく的なおもしろ話題としては,欧州人であるドライバー達は,普段住んでいる欧州と約6時間の時差があるシンガポールに早く入る必要がない。つまり,「時差通り」に彼らが行動する時間が今回のレース時間ということになり,早めのシンガポール入りをしないチームもあるというのである。体調管理はこんなんでうまく行くのだろうか。。

ハミルトン78Pt VS マッサ77Pt
という,チャンピオン争いも見逃せない,オモローな一戦となる。


チナミに,来月8日には「明治神宮外苑グランプリ」というカートレースが開催される。ドラテクに自身のある向き,又は外苑に関しては数々のデートで通り続けており道幅からコンディションまで完璧という伊達男は是非応募されたい。

ちなみにアドバイザーとしてデービッド・クルサードが来日し(所属チームのレッドブルが主催のレースだからだが。),色々こつをアドバイスしてくれる模様。

クルサードは今季で引退を表明している。

話が逸れた。

あと,キャロウェイご自慢のXシリーズはアイアンが遂に22になる。
なんかよくわからんがx18が一番カッコよかった気がする。

さて,続いてタイトリスト。

先日ドン。がFSクラシックでプロアマに言ったとき,D.スメイルが使用していたのをチェケラしてきた逸品が10月に早くもリリースされる。

まず,こっちがD2で,

こっちがD3。スペック詳細等はまだよくわからんが,D3の方が操作性が高いのが売りのようである。ちなみに打球音にこだわったという新作,音は聞いたことがないが是非早く聞いてみたいものである。

他にもお伝えしたいギアネタは豊富にあるのだが,今日の大阪地方はザーザー降りの雨でもあり,今回はこのくらいにしておこう。


巨人阪神直接対決がものすごく楽しみである。