プロ野球で「グラウンドには銭が埋まっている」という名言を吐いた人は誰だったか、そのへんはデカのプロパティだ。
タイガーの獲得賞金等に関する記事が出ていて、思わず「すんごいねしかし」と唸ってしまった。
昨年のタイガー、ツアー獲得賞金は2290万ドル強。
さらにスポンサーから得た収入は9980万ドル。
併せて1億2270万ドルちょっとで、日本円に換算すると122億7000万円あまり。
昨年のスポーツ選手収入ランキングで、2位のオスカー・デ・ラ・ホーヤが4300万ドルあまりで2位、3位もゴルフプレイヤーのミケルソン、4200万ドルあまり。
4位、5位はキミ・ライコネンとシューマッハのF1コンビ、6位がコービー(NBA)とベッカム、8位がシャックで9位がしつこくジョーダン(笑)とロナウジーニョ。Aロッドは12位で2900万ドル、ジーターが14位で2600万ドル。
どんだけゴルフが稼げるかよくわかる。
MLBの平均年俸は269万ドル(2億6900万円)くらいみたいで、レッドソックスが昨年のワールドシリーズで優勝して得たボーナスは一人30万ドルだったらしい。30万ドルといえば、フューリックが昨年のFedexCupランキング11位に入ってもらったボーナスとほぼ同額。
タイガーの1億ドル越えはレベルが違う。ちなみににっこりテリーさんが聞いたら詳しいだろうが、ジェリー・ブラックハイマーの昨年の稼ぎとタイガーはほぼ同額。ジョニー・デップでも1億ドルは稼げなかった(9200万ドル)。十分異常だが。
タイガーがプロ転向後12年間で稼いだ額は、公になっているものだけで770億円を超える。しかもいまのペースだと、ゲータレードみたいに新規スポンサーはてんこ盛りで、再来年には1000億円を超すことが確実視されているんだそうだ(ちなみに公になっていない収入は倍以上との噂もある)。
その意味で、モチベーションが一向に下がらないタイガーは偉大だと言われている。みんなプロになって成功を収めると1回や2回は大スランプに陥って、家庭も荒れてオーマイガみたいなことになるが、タイガーはスランプとは無縁(1年間だけ、1勝しかできなかった年がある。その年タイガーはコーチのブッチ・ハーモンの元から離れてスイング大改造に着手した年だった)。今年も順調に成績を伸ばし続けている。
ちなみに昨年30億円弱を稼いだアーニー・エルスは、ワインのシャトーを複数所有、それがまた非常に好成績を残しているらしくビジネスの才能も見せつけている(最近レッドベターからブッチにコーチ替えを行った。エルスの今後に要注目である)。
スポーツ選手で副業のビジネスに失敗して悲惨な余生を送る人はあとをたたない。
他方で、イケてる副業で思わぬ成功を収める人がいないではない。
ただ、、タイガーくらい稼いでしまうともはや失敗もなにもあったもんではない。定期預金に入れておくだけで普通考えられる年収は軽く超えてくるわけで、100億円くらい借金背負っても現金で返せるんだからその威力たるや、、推して知るべしである。
検事たちの世界には全く無縁であるが、プロスポーツ選手というインパクトの大きさを再認識した次第であった。
みなさまGWをエンジョイあれ。
2 件のコメント:
タイガーと比較しちゃいけないが、自分がしょっぱく感じてきました。
ギアの一個も新調できないようじゃ・・・
俺も2年間江連アカデミーに入って渡米してぇ。でもあれの腕前じゃ無理だな。。。出直してこよ。
素振りでクラブを木の枝に当てて葉っぱ落とすとペナルティなんだね。
でも枯れ葉ならペナルティじゃないんだね。
ハニカミの記事を見て知りました。そんなルールのウンチク?も今後求む!
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