ドラマニアからの質問にあった、置くだけティー。
確かに最近の市場を賑わせている。
このティー、もとは冬場のラウンドだとティー(正確にはティー・ペグという)がティーイング・グラウンド(正確にはこう言う)に刺さりにくいことに目を付けて考えられたらしい。
「ゼロ・フリクション」という名目で売り出したエポック・ティーというティーが非常に一時期よく売れたが、置くだけクン(put teeという商品名)は最近のティーではNO.1のヒット商品になっている。置くだけクンいわく、エポック・ティーと同じ特性、つまりボールを点で支えるためティーとボールの接点が可能な限り小さくなり、ボールを打ち出した瞬間の摩擦係数が下がるために飛距離がアップする、とか。
さらに、検事的にはこのティーが一番素晴らしいと思う点は「地面に刺さないこと」自体にあると思う。
つまり、ポテッと地面に置くだけなため、毎回同じ高さでティー・アップができるのだ。
ティー・アップの高さについては検事はその重要性を強調しすぎてもしすぎることはナイト考えている。まず、ミート率が悪すぎるプレイヤーはティーを毎回同じ高さで刺していないことが多い。練習場で気に入った高さ、打ちやすい高さをみつけたら(最近の大型ヘッドでも実際問題素人には45mmが限界だと言われている)、ティーに線でも引くなりして毎回同じ高さでティー・アップできるようにした方が絶対に良い。上級者ほどティーの高さには気を遣うものだ。
更に天麩羅を繰り返すプレイヤーや鬼のようにフックするプレイヤーは確実にティーを低くするだけでラウンド中の即効性ある解決となる。
逆に、スライスする人や力むと右肩が下がって突っ込む人はちょい高めのティー・アップにしてみるとよい。
「高すぎるティー・アップ」はつま先上がりで打っているのと同じだ。
せっかくフラットなライで打てるのだから、適正な高さにティー・アップできるようになりたいものである。
ちなみに検事は38mmの短いティーを使っている。これの先っちょだけを地面に刺すことで毎回38mm弱にティー・アップするようにしている。検事のドライバーは現在シャローフェース(フェースを真っ正面から見たときに高さがそんなに高くないタイプ、反対概念はディープフェース)なのでこんなもんでよかろうと思っている。
しかしこの人、靴下が妙に長い。ティアップだけでなく靴下の高さにも気をつけたいものである。
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