2007年12月31日月曜日

W.A.Mozart

サボりではないが、長らく更新を欠いた。
来年はもっと初心に還って更新する気で満々である。

さて、検事、実はクラシック音楽もウンチク君である。
でもって、モーツァルトについて語ろうかと思って表題をつけた。

が、年末なんだし強いていえばベートーベンの季節であるから、遠慮しておく。

ただ、一つだけいいたい。

モーツァルトはその人生において46の交響曲(シンフォニー)を残した。
そのどれもが素晴らしいが、特に有名なのは39,40,41番である。これを俗に3大交響曲と言ったりする。

41番はジュピターというあだ名(厳密には、クラシックの交響曲にタイトルはない。だから、ベートーベンの交響曲第5番、通称「運命」も「運命」というのはあだ名であり通り名であって正式な曲のタイトルではないのだ。同じように第9の「喜びの歌」とか「歓喜の歌」と呼ばれているのも通り名である)をもらっている通り、その壮大なスケールとワクワクするような曲調で検事もモーツァルトの交響曲の中では一番好きである。

んで、そのモーツァルトの交響曲すべてがセットで、しかもカール・ベームの指揮、ベルリン・フィルの演奏でなんと1500円で買える!!!!!!!!!!iPodを使っていてiTunesで時々音楽を買ってしまうあなた。
是非クラシックのページに飛んでこのアルバムは買っておいて欲しい。
ちなみに巷間のCD屋だと3万くらいで売っている。のがなんと1500円!!!

正直不可解な値段設定だが、これはモーツァルトをちょっと聞いてみようかなと思う初心者からマニアまで確実に超超お買い得盤だ。

ちなみにカール・ベームというのは検事が一番好きな指揮者で、福田総理にちょっと似ているんだが、この方もう既に残念ながら亡くなられた(1981年没)。ベームはオーストリア人なのだが、当時のオーストリア大統領をして「オーストリア共和国が与え得る栄誉は総て与えました」と言わしめるくらい、名誉職も他の指揮者からは考えられない程贈られた。

そのため、ベームの死は世界中に衝撃を与えたらしい。カラヤンはコンサートでの演奏に先立って追悼の言葉を述べ、モーツァルトが演奏されたりした。

格好いいのは、ベルリン・フィルがベーム指揮予定だった演奏会で代行を立てず、指揮者なしの演奏会を行ったことである(ベーム自身はウィーンフィルの終身名誉音楽監督みたいな立場だったのだが)。

ちなみに演奏スタイルは極めて極めてオーソドックス。奇をてらわず、焦らず、むやみに強く・早い演奏をまるで嫌うかのように重厚な演奏を行う。

素晴らしい指揮者なので、是非一度聞いてみて欲しい。

今後は徐々にクラシックも小出しにしていくつもりである。

なお、今日は検事、デカ達とともにドラマ裁判官のお宅訪問によって餅つきをしてきた。
やはり風物詩、日本っていいところやなぁ〜と思った。

では、明日、いよいよ大晦日である。

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