先週末(昨日まで)のヨーロピアン・ツアーに、日本の清田太一郎がスポット参戦していた。
ヨーロピアンツアーは世界ツアーの中で米PGAツアーに次ぐ規模をもつ大きなツアーで、その名のとおり、ヨーロッパ各地を転戦するツアーとしてスタートした。
1971年の創立以来30年で大陸を越えて開催されるほど大きくなり、ヨーロッパ以外にもアジア、豪州・オセアニア、アフリカなどで試合が開催されている。
意外と、エルスやガルシア、グーセンなどはヨーロピアン・ツアーを主戦場とするプレーヤーであり、米PGAツアーよりもあちこちに飛ぶため、多様なコンディションに対応できる選手が数多くいる。
欧州選抜チームと米国選抜チームの対抗戦として名高い“ライダーカップ”では、1995年以降4勝1敗と勝ち越しているなど、ヨーロピアンツアーのレベルは非常に高いのだ。余談だが、ライダーカップ、ロゴもかっこいいが何より欧米では盛り上がる!日本ではちょっと想像できないほどみんなワクワクして楽しんでいるのだ。歓声もすごい。
もとい、そんな欧州ツアー、昨年は手嶋太一がフル参戦してボコボコにされて帰ってきたが、今年はスポット参戦する選手が結構いるみたいである。
んで、清田太一郎、最終日をなんと首位でスタートした。
結論としては首位と3打差の2位タイでフィニッシュ、優勝こそならなかった。
しかし、この結果は素晴らしいの一言。仮にこのまま彼がヨーロピアン・ツアーに出続ければ、来期の賞金シードは固いだろう(たぶん日本ツアー中心になるみたいだが)。
清田、検事たちと同じ歳である。写真を一目みただけでイイヤツのオーラがでている。
彼、アマチュア時代はすごかった。日体大3年時の01年に全米アマで日本人初の8強入り。02年には予選を勝ち抜いて「全米オープン」に出場した。
だが、03年にプロ転向後は全然活躍できず、賞金シードもとれずQTで毎年頑張っていた。
ところが2年前、「アイツ」がまた登場する。
そう、江連た○し。その指導を受けてはや2年の清田、昨季アジアツアー賞金ランク45位、昨年末の日本ツアー最終予選会で2位になり、今季フル参戦も決めたのだ。
江連師匠、清田太一郎に関しこんなことを言っている。
『確かに太一郎の歩みは鈍牛のようなゆっくりとしたものかもしれませんが、しかし確実に一歩一歩、大地を踏みしめて進んでいることだけは確かです。片山晋呉を教えていたときにも通じるものですが、同じことをひたすら繰り返せる才能は、ゴルフに求められる大きな才能のひとつであり、太一郎はその才能を持った選手のひとりであることは間違いありません。』
片山晋呉と並ぶ努力の才能をもつ、清田太一郎に注目しよう。ちなみにギアはツアーステージである。パターはキャメロンだったが、オデッセイにジャッカルされた。
2 件のコメント:
こんなところにも世界で活躍する松坂世代がいたのですね。
チェックしておきます。
しかし、江連はいつもキャップから前髪が出てるのが何かイヤだ。
なんでなんだろうね、江連の髪。
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