昔は、ゴルファーと言えばこんなカッコが多かった。

これはアメリカでも同じで、ニクラウスのパンタロンの裾の広いことったらない。
ところが、タイガーの出現でゴルフウェアの雰囲気が一変。基本大きなサイズだったゴルフウェアがタイトにタイトに変わっていき、タイガーのお友達であるチャールズ・バークレーも「アイツがゴルフに与えた一番大きな影響は、太った白人がダボダボのダサい格好をしてやっているスポーツという印象を変えたことだ」と言っている。

このようにウェアが進化を進め、ナイキやアディダス(含むテーラーメイド)がスポーツウェアとしてのゴルフウェアをガンガン開発している頃、全く違うスタイルのゴルフウェアが北欧からスタートする。
キーパーソンとなるのは、「イェスパー・パーネビック」というオヤジゴルファー。

そこで彼は友人であるジェイコブ・リンドバーグと「かっこよくて、シンプルで、動きやすいゴルフウェア」を作ることを決意した。

現在、世界で最もオシャレなゴルフウェアとして確固たる地位を築いている。
愛用者は勿論ご存じカミロ・ビジェイガスからアマ時代のハニカミなど。

ちなみに今シーズンから優作くんもJLにウェアを変えた。ブリヂストンとはえらい差である。是非この勢いでガンガン勝って欲しい。

さて、ところが、日本では数年前からチャラチャラしたゴルファーが急増し、彼らがマストアイテムとしてJLのウェアを身にまとっていることから微妙〜にJLを着ているゴルファーを見ると「おいおい、本気でゴルフやってんのかよ」と思うところがないではない。
そんなJLだが、北欧系デザインの良さ自体は否定できず、更にプーマとコラボってシューズを作ったりと勢いもある。ややお値段が張りますが、ウェアを今後購入予定の各位におかれては、一応候補に入れておいていただけると幸いである。

ちなみに、パーネビック最大の功績は、パーネビック家でベビーシッターとしてバイトをしていたエリン・ノルデグレンという女性をヤツに紹介したことである。

そう、それが現在のタイガー&エリン夫婦なのだ。

2 件のコメント:
オモシロイ!!!
日本でもJリンドバーグを身に纏っているチャラゴルファー、チャラオヤGが目立ちますね。
貴ご意見通り、JLのデザインの良さは否定できないのですが(むしろ普通にオサレ)、しかしながらJL=チャラけているという構図も否定できず…未だ購入には至っていません。
お!
デカ、出張捜査から帰国されましたね!
デカはオシャレ泥棒だからJL着てもいいと思うけど。
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