いよいよ本格始動を始めた、青いランバックス、「Z」。
藤倉ゴム工業が展開するフジクラ・シャフトのメインエキップメントである「ランバックス」シリーズの最新シャフトだ。スペックは以下の通り。
5Z08(R3~S) 54~58.5g 4.3~4.0°
6Z08(R,S,X) 63.5~67.5g 3.8°
7Z08(R,S,X) 75~78.5g 3.4°
8Z08(S,X,XX) 86~89.5g 2.8°
(すべて46inch、中調子)
まぁわかりやすいと思うが、一応説明しておくと、
「7Z08」
の最初の「7」はそのシャフトが70g台ということを示す。
次に「Z」はROMBAXのZシリーズということ。つまり8X07とあったら80g台のXシリーズ。
そんでもって最後の「08」は発売年である。
しかし今回のZシリーズ、ハニカミも使っているが「しなり」を感じやすい仕上がり。ものすごいハードヒッターからアベレージまで、どなたにも「シャフトを使って打つとはどういうことか」を教えてくれるシャフトとのこと。
そして、ROMBAXシリーズ史上、もっとも飛距離重視の設計になっている。
はまれば一生手放せない、がうたい文句だけに。
更に言えば、一時メーカーがおかしいんじゃねぇかと思うくらいカスタマイズで売りまくったROMBAX Xシリーズ(黄色)に微妙に違和感を感じているみなさんも、今回のZにした方がよい。はるかに「シャフト」な感じがするはずだ。
シャフト次第で上手になることは得てしてあることだから、ドライバーに悩んでいる人はドライバーを買い換えるよりもとりあえずリシャフトしてみることをオススメする。しつこいが。
ちなみに、シャフトは出荷段階では46inchで売っているから、気持ち長尺にすることも可能。普通は先端側を少し切って長さを調節し、ハメ込む。
当然だが短くしたものをのばすことはできない(厳密にはシャフト伸ばしという荒技っていうか単なる継ぎ足しがあるが、全くオススメできない)。
他方、一回買ったシャフトは自分のものだから、物理的に傷むまでは何度でも付け替え可能。
検事も同じシャフトを3つのヘッドに付け替えたことがあるが全くモーマンタイ。
さて検事、一昨年にランバックスが発売された直後、人生初のリシャフトを敢行した。
そのときのドライバーはおなじみクリーブランドのハイボア(初代)で、それに
ROMBAX 7V05 (flex S)
を刺したのだ。
そのときは次のラウンドまで時間がなく、恵比寿ゴルフで試打して速攻リシャフトしてしまった。
(次の日には完成)
リシャフトはおもしろい。
ハイボアがこんなに打ち心地が変わるとは思わず、このユニークな世界にはまってしまったのだ。
その後、タイトリスト905RをSPEEDER556(flex X)に代えてみたり、上記ランバックスをハイボアから抜いてBURNERに刺してみたりと、色々と楽しんでいる次第である。
ちなみに、広尾や甲州街道沿いなどに展開するゴルフエフォートなんかでは中古シャフトも普通に売ってくれる。よくわからんがリシャフトをしてみたいけど、シャフト高いし。。という人にはもってこいだ(ただしWEBでは中古シャフトの在庫は確認できないため、店に行くか電話するかが必要)。
そして、先日、こっそりとDiamana Ali'islei(アリスレイ)をネットでお買い上げ。なんと新品で2万円くらいと、半額以下(定価42000円)で買えてしまった。
キャンペーンだったから特価だったが、リシャフトでもして遊ぼうと思っている人は是非ネットで検索をかけてみて欲しい。(謎にグリップとキャップがついてきた)
ちなみにリシャフトの工賃はショップによるが3000円から5000円くらい。
シャフト持ち込みで勝負をかけて欲しい(なお、Jyper'sはシャフトの単品販売はしていない)。
ゴルファーの敵、花粉症が始まったようだ。
検事の鼻も若干モッタリとしたフィーリングを醸し出し始めている。ちなみに写真はウェイ・ユンジュとそのキャディー。
これでわかったらあなたは完全にマニアである。
2 件のコメント:
久々に貴兄の真髄を垣間見た投稿でした。
ちなみにデカはリシャフト、リグリップは京葉ゴルフ@亀有というところで行ってます。
下町気質だけに、頻繁に行くと、オメエもっと練習してから出直して来いっ!と怒られ、受け付けてくれないこともあります。
面白い位解らない。
畜生!
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