2007年10月16日火曜日
プロトタイプ
キャロウェイから新作が発表された(US)。フェデックスカップも終わり、フォール・シーズンに入ったPGAは勿論、エルスがパドレイグ・ハリントンを抜いて遂に賞金王争いトップに立ったヨーロピアン・ツアーも含め、秋のこの時期は各メーカーがプロトタイプ(試作品)をツアーに持ち込み、プロに試して貰うシーズンでもある。
これで評判がよいと、プロが使い、場合によってはスペックダウンして市販品が作られる。
稀に、中古市場にプロ支給品(ツアースペック)や、試作品(プロトタイプ)が出回ることがある。
これは、正直マニア心をくすぐってくる。
へんてこなシャフトが刺さったものや、ヘッドにTOUR ONLYの刻印が入っていたり。
検事も、中古ショップでプロトタイプを見つけると思わず買ってしまう。
(ちなみに、実用度が低いためか、価格は意外なほど安い場合が多い)
名門三浦技研が削ったヘッドに、フジクラのプロトタイプシャフト(カーボン)が刺さったウェッジが
お気に入りだが、実際コースで使ったことはない。
これは長くなるのでやめておくが、キャメロンのパターにもプロトとツアー支給品がある。
見分けるコツは「サークルT」と呼ばれるこのマーク。
「T」の周りにサークルが描かれたこのマーク、キャメロンのパターの「ツアー支給品」には必ず入っている。
中古ショップでパターをチェックしているときは見分けの目安になる。
・・・まあ実際はなんの変哲もないパターがゼロ一個違う値段で売っているのですぐ分かるが。
ギアマニアたるもの、プロトタイプに興味を持たないわけにはいかない。
では本日の捜査報告を終わる。
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