2007年10月18日木曜日

ちっぱー

腹立つ海苔。もとい、原辰徳はゴルフの名手としても知られている。田淵の言っていることなので本当かどうかしらないが、「ドライバー、セカンド、アプローチ、パッティング、どれをとっても素晴らしい」とのこと。
ちなみに先日日本オープンが行われた相模CCは原のホームコースであり、彼は優勝した谷口に勝るとも劣らないスコア(2アンダーくらい)で平気で回るらしい。

日本オープン、そして日本の名門ゴルフコースについてはそのうちヒマがあれば詳述する。

さて、今日のテーマはちっぱー。

こういうやつ。

ドライバー「よしよし」
セカンド「あっ!ちょっと短かった」「あ!こぼれた」「あ!逸れた」

よくあることである。
次の一打、いわゆるアプローチにスコアは関連すると言っても過言ではない。

世界一のプレイヤー、タイガーですらパーオン率は年間を通して71%(07年PGAパーオン率1位)。
ちなみに70%をキープしているのは2位ジョン・センデンと3位ジェフ・ゴーブまで。
4位のフューリックで69%そこそこなのである。
(タイガーはペプシコ社と噂によると1億ドルの契約を締結し、ゲータレード・タイガーという新製品が出る)

ちなみに日本だとパーオン率1位は小田孔明で66%。
(4位に優作がいる。65%。パットさえ入れば彼は無敵である)

ここが捜査のキモなので強調するが、「アマチュアはパーオンなんかそんなにできない」のである。

これは日本アマにでるような人たちでも同じ。
今年決勝で惜しくも敗れた最強ミッドアマ田村尚之氏だって、パーオンはざっくり半分くらいという。

では、後は?
そう、いわゆる「寄せワン」である。

アプローチは本当にスコアに直結する。
アプローチについて、前述の田村氏は2通りのパターンがあるという。

1 なんでも一本で寄せ続ける人
2 場面によって使うクラブを変えて寄せ続ける人

どちらが良い、ということはない。内藤雄二は1派だし、江連は2派だ。
いずれにせよ必要なのが、近日中に詳述する「バウンス」の適切な利用だ。

もとい。

野球刑事(http://kyakyuudeka.blogspot.com/)から質問のあった
「ちっぱー」
について考える。

野球刑事はキャロウェイの契約選手のため、さすがに自社クラブについて情報が早い。
(尚、ドンはSRI契約であり、ホースマンはナイキ契約である)

ちっぱー、結論からすると使うことに抵抗がないならば是非使うべきである。
ドンと検事の敬愛するマーク金井もそう言っている。

ゴルフは見栄ではないのだ。スイングが速かろうがハンドファーストにインパクトを迎えるため球があがりづらいならリアルロフトの大きいクラブを使うべきだし、パワーがあっても力を抜いたスイングと相性が良いならRのシャフトも試すべきだ。

それと同じで、アプローチが苦手ならチッパーを完全に使いこなしたって良い。
それはそれでカッコイイのである。

ちなみにチッパーだとプロギアから発売されている(プロギアはちっぱーの草分け的存在である)

これもなかなか良いらしい。内藤推薦の極太グリップを着けるとまたオツな結果が出るとか出ないとか。

キャロウェイはその意味で絶妙な時機にこのちっぱーを作ったと言って良い。

キャロウェイが賢いのは、このクラブをプロにも支給して練ランやプロアマの日に使わせていることである。
素人は、「これかっこわるいよ」という理由だけでちっぱーを使わないが、プロが平気で使っていれば「あれ?そうなの?じゃあオレも」と思ってしまう。

キャロウェイが提案しているのは、「より快適なゴルフがプレーできるように」ということなのである。
見栄は厳禁、検事も改めて心に刻んだ次第である。

4 件のコメント:

ドン。 さんのコメント...

ワイもキャラウェイーのチッパー、昨日チェックしてきたとこや。
あれは、邪道やで~。
ウエサコ着たオバちゃんぐらいしか使ってないもんな~。。。
でも、昔はプロギアのタラコだってかなりの邪道と言われたもんや。
今やユーティリティーはマストアイテムやもんな。
時代は変わる。道具も変わる。しかし、心は変わらん。(坂田塾長風)

ウンチク検事 さんのコメント...

ドン。。
ウエサコ着たオバちゃんとはまた絶妙な・・・
我と来て 遊べや師匠のないゴルファー

デカ さんのコメント...

チッパーについてこれだけ語れる検事を尊敬するわ。ドンのコメントも心に響くが、本気で悩む。あれ安いんだよね、値段が。

ドン。 さんのコメント...

実は、私も深く悩んでいます。
買おうか買わないか・・・。
いや、買っちゃうかもしれません・・・。